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『磁気ネックレスを使うとコリが取れる?メカニズムを考察する2』

『磁気ネックレスを使うとコリが取れる?メカニズムを考察する2』

DisMoiディモア ネクサス』についてのエピソードを書きながら、「昔はガウスとか言ってた・・・・」「いつからテスラ表記になった?」という話題になり、そもそも磁石って何だろう、という疑問が湧きました。今日は磁石について少し要点を纏めてみようと思います。

ただし理系でない筆者は、かと言ってすごく文系と言うわけでもないので、内容をきちんと理解できるかも疑問ですし、それを正しく文字にしたためられるかも疑問なところ。

今回のコラムは少し生暖かい目でお付き合いいただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

【天然の磁石、人工の磁石】

工業用になると一個何千円もする磁石。一方で100均で何個も入っている磁石。

皆さまは疑問に思ったことないですか?外国産だから?国産だから?それとも効き目?

いつまでも元気のいい家にある古い磁石。一方ですぐ開きがちになるハンドバッグの磁石。

磁石の良し悪しってなんだろう。

磁石の素材にはニッケルやコバルト、鉄があるようですが、通常の状態は原子の磁力の方向が整っていないのだそうです。

ただし素質には磁性というポテンシャルがあるので、あちこち向いている磁力の方向性を変えると、S極とN極が生まれるのだそうです。

 

 

 

 

 

1天然の磁石

磁石(マグネット)が発見されたのは紀元前600年頃の古代ギリシャという説もあり。

マグネシアという地方で磁鉄鉱が採掘されています。ロードストーンという鉄を引き付ける岩があったことで人類は磁石の存在を知ったとのことですが、これはまさしく天然の鉄鉄鋼。

私たちの身近なところでも、小学校時代には砂場などで磁鉄鉱=砂鉄などを集めた経験があるかと思います。

このロードストーンにも同じように鉄鉄鋼が含まれていました。

と言うわけで、鉄を引き付ける岩や壁などは自然界にも結構あることのようです。

自然の磁石で言うなら、地球そのものが強力な磁石でもあります。身近にある最大の磁石ですね。

 

 

 

 

2人工の磁石。

一般に流通する磁石の多くは金属磁性粉末を成形して焼き固めた焼結の磁石だそうです。

グーグルなどで「磁石の作り方」と調べると資料がたくさんあります。子供の自由研究などにもいいかも知れません。

人工的な磁石の製造は、溶かす・粉砕・固める・焼き・着磁という工程を経ます。

外部からコイルを使った専用の機械やパルス着磁器などで強力な電気を流し、永久に磁力が無くならない人工磁石が完成します。

 

と言うわけで、販売価格が色々なのはこの原材料や着磁の強さなどで様々なランク分けがあるからなのですね。

磁石の材料も成形しやすいものや、腐食には強いけど割れやすいなど、それぞれ特性があります。

 

 

 

 

 

 

 

【磁石の種類】

磁石にはいくつかの種類があります。主な種類3種類ほど挙げたいと思います。

 

1永久磁石: 外部から磁場や電流の供給を受けることなく、磁石としての性質を比較的長期にわたって保持し続ける物体。

分類は合金磁石・フェライト磁石・希土類磁石などですが、『DisMoiディモア ネクサス』はこのうちのフェライト磁石を使用しています。

 

2電磁石: 電流が通ると磁力を生じる磁石。電磁石はコイルに電流を流すことで磁力を発生させ、電流を止めると磁力が消えます。電磁石は制御が可能で、電流を調節することで磁力の強さを変えることができます。

 

3軟鉄磁石: 軟鉄磁石は一時的な磁力を持つ磁石で、外部の磁場の影響を受けやすいです。軟鉄は磁場に対して敏感であり、磁力を一時的に保持しますが、外部の磁場がなくなると磁力も失われます。

永久磁石に対して一時磁石。簡潔で分かりやすいです。

 

現在気軽に脱着出来て、磁石がついたスポーツタイプのネックレスが数えきれないほど販売されていますが、磁石そのものがついているタイプもあれば、樹脂に練り込まれているタイプ、小さな磁石を並べてチューブに通しているタイプなど様々です。

 

 

 

 

 

 

 

DisMoiディモアのネックレスは18金を使うのが主流。それに加え、ゼウス光石、ブラックシリカなど健康に寄与するために鉱石の力が必要不可欠です。

ネクサスシリーズもSUS316L、いわゆるサージカルステンレスと、ブラックシリカのパーツ素材の組み合わせで本体を構成しています。

その留めの両脇にフェライト磁石を配したデザインに落とし込みました。

 

 

ちなみに、昔は「ガウス」と言っていました。

これは磁石の磁束のことで、その強さを示す単位。

ドイツの物理学者・数学者・天文学者であるカール・フリードリヒ・ガウスにちなんでいるとのことです。

一般にはガウスは「磁石の強さ」を表す単位として広く知られていましたが、日本では1993年に施行された新計量法において磁束密度の単位には「テスラ」を使用することが定められたとのことです。

現在は商取引において「ガウス」の使用は禁止されています。1000ガウスは100ミリテスラ。

DisMoiディモアネクサスに使われているフェライト磁石は70ミリテスラです。

ちなみに、法律で決められた家庭用磁気治療器の磁束の範囲は35~200ミリテスラと決まっています。

 

 

 

 

 

DisMoiディモアネクサスはスポーツタイプのネックレスであり、管理医療機器でもあります。注意事項として、

・病気や妊娠中の方は主治医に相談

・磁気カードや時計などと一緒に保管しない

・サウナでの使用は避ける

・他の治療器と同時使用しない

・自分で改造しない

など、詳しい内容は購入時に必ず添付される注意事項に記載されています。

ネクサスはその形状、デザインそのものも意匠登録をしています。

たまに「短くして」「長くして」等のご相談を受けますが、そのデザインを外れた時点で保証対象からも外れます。勝手にリメイクされたものは認定できない・・・・・ということですね。

万が一修理が発生した場合も、「元のデザインに戻す」が絶対条件です。

そう言った意味でも、形、状態など全てひっくるめて「ブランド」なのです。

そしてそのブランド、名前を保持するために必要な業務や認可もたくさんあって、ようやく商品はリリースされるのです。

ネクサスがもっともっと皆様に愛され、またお使いの方が自信を持ってこれからも長く使い続けられることを願っています。
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